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by seagull_blade

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転職顛末記.

年末より一ヶ月以上更新できなかった。新年のご挨拶もままならなかったことをお詫びしつつ、今回のPOSTは言い訳がてら、近況のご報告としたい。
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筆者は営業SEとして現在の流通系IT企業で7年間働いてきた。大学を卒業した1999年、山一證券が倒産した年から、筆者のキャリアは始まった。所謂「就職氷河期」といわれた時期の真っ只中ではあったが、どうにか現在の会社に潜り込むことが出来た。しかし、平成不況、金融ビッグバンによる護送船団の崩壊などを横目に見ながら就職活動していた筆者は、入社当初から常に自分のキャリアをどう積み上げていくかということを考えていた。早い話が終身雇用という言葉が幻想になった世代であるということである。

最初の配属からほぼ5年間はグループ企業の担当SE兼営業という立場で仕事をしていた。仕事内容としては、メイン担当者(プロジェクトリーダー)として、ある中規模システムの運用・再構築を中心に、グループ企業のコンピュータ回りの何でも相談係というところである。パソコンも販売すれば、オフィスのネットワーク構築、LANケーブルの引き回しから、モール張りまでの何でも屋であった。

またSEとしては、かなり早い時期から「顧客への提案」「外注先選定」「見積」「受注」「基本設計」「プロジェクト管理」「テスト計画作成・実施」「リリース計画・立会い」「リリース」「運用フォロー」と、ほぼ全ての工程をプロジェクトリーダー(マネージャー?)という立場で経験した。

こうした「何でもやらされる」という立場は、今にして思えばなかなか出来ない経験であり、同時に財産である。しかし、これらの仕事をこなして行く間に、このまま続けていてもこれ以上の仕事の広がりの可能性が薄いと感じ始めた。もっと端的に表現すれば、先がある程度見えてきたということでもある。

少しでも視野を広げるために、会社に掛け合ってビジネススクールなどにも通った。半年間ではあったが、さまざまな業界のさまざまな立場の人々と知り合い、見聞を広めながら、次はどのようにすべきかを考えていた。その中で「あ、これかな?」と考えた仕事が「(IT)コンサルティング」であった。昨年2月に営業部に異動になり、また30歳という節目を迎えて、「コンサルティング業界への転職」を目標にし、転職活動を開始することにした。

結果としてはこの3月1日より某外資系のコンサルティング企業へ転職が決定したのだが、それに至るまでの道順というか顛末を簡単に記してみたい。
筆者が最初に始めたことは転職斡旋企業への登録と相談であった。結果としては最初に登録した斡旋企業ではうまく行かず、2つ目に登録した大手の紹介で転職できたのだが、何をどうすべきかを教えて貰ったという点において最初の小さな転職斡旋企業にも感謝している。ここから得た経験としては、紹介・斡旋企業も小さいところは親身になってはくれるものの、やはり範囲が狭く、こちらの希望通りの企業の求人情報を持っていないことがある。紹介・斡旋企業は、紹介した転職希望者が転職先企業に入社する際に、大体想定年俸の20%から30%の紹介手数料を得ている。そういう事情であるから、紹介者をどうしても入りやすいところへ入れたがる。小さいところではその傾向がやや強いように感じた。

ついで、職務経歴書の作成を行った。自分のキャリアの棚卸を行い、何をどうしてきたのかということを、相手にアピールする書類である。何度も書き直し、また時間がたてばすぐにアップデートした。これと履歴書を転職紹介・斡旋企業へ提出し、合わせてこちらの希望を伝え、求人票を確認し応募先を決定する。

6月くらいからだらだらと活動していたのだが、9月くらいまであまりよい求人がなく、現在の仕事も出張等が多く忙しかったことを言い訳にあまり進展がなかった。11月になり、これでは成功しないと考え直して、「遅くとも来年(2006年)の1月中に決定する。」と決心し、先に記したように紹介企業を変え、気合を入れなおして活動を開始した。活動を通じて、完全に「コンサルティング業界」への転職希望が固まっていたので、業界を代表する企業を含め5社に絞りアプローチを行った。

最初のアプローチ先では失敗したものの、面接等もだんだん手馴れてきたためか、年末からほとんど落ちなくなり、(ホノルルマラソン後、)結局3社から内定を頂いた。そしてその中から、ある企業を選び、内定通知書・内諾書にサインしたのが1月20日のことであった。多くの場合、
書類選考⇒適正検査⇒一次面接⇒2時面接⇒最終面接
というプロセスでおよそ2週間から一ヶ月というところであった。

こうして転職活動は終わったものの、コンサルティング業界は勿論初めてであり、ITコンサルタントを志望したのだが、内定した企業は経営・戦略も含む総合コンサルティング企業であり、また外資系ということで未知の環境に不安がないわけでもない。しかし、自分が望んだことであり、大きなチャンスと捉えて先に進んでいこうと考えている。

読者諸賢には遅筆を謝し、一層のご指導・ご鞭撻をお願いしつつ、近況のご報告としたい。

SEAGULL:有給消化(充電)中
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by seagull_blade | 2006-02-15 16:53 | bizarro life