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by seagull_blade

変更点。(David Bowie:CHANGES)

a0012892_121147.jpgカテゴリ「Musique」の最初に現在のDavid Bowieについて書いた。ボウイーの魅力は多くの人によって語られているが、ファンとしてその末席に連なりたい。

1971年に発表された「HUNKY DORY」の冒頭に収録された「Changes」は筆者お気に入りの1曲である。正直、当時のクレイジーな格好をしたボウイーのビジュアルはあまり好きになれないのだが、楽曲についてはここから80年代半ばまでがやはり魅力的であるとおもう。

ボウイーの詞はいつも少し難しい。難解とは言わないが、単語も難しい言葉を良く使うし、言い回しも独特で、ざっと歌詞カードを読んだだけでは解らないことが多い。では対訳を読めばいいじゃないかということなのだが、これがまた意味がわからないことが多く、はっきり間違っていたりしてあてにならない。せめてベスト盤での再録などでは対訳も見直せばよいと思うのだが・・。

ところで「Changes」もそうした曲の一つであった。どうも対訳を読んでも意味がわからないし、歌詞を斜め読みしてもやはり意味がとれない。仕方が無いので辞書を引き引き意味を取ってみた。そうするだけの魅力が音にあるのは勿論だ。

冗長なのと英語力に自身がないのでサビの部分だけseagull流に訳してみた。(おこがましいかも知れない。)

Ch-ch-ch-ch-changes
(turn and face the strain)
Ch-ch-changes
Don’t want to be a richer man
Ch-ch-ch-ch-changes
(turn and face the strain)
Ch-ch-changes
Just gonna have to be a different man
Time may change me
But I can’t trace time

変化。
(振り返って試練と向き合え)
変化。
よくいる成金になりさがるな
変化。
(振り返って試練と向き合え)
変化。
別人にならなくては
時間は私を変えるだろうが
時間は溯れない。

へ・へ・へ・へんかだ!と訳してみても良かったかもしれない。こういう洒落っ気もボウイーの得意とするところだから。付属した対訳には「変化だ!奇妙なものに目を向けろ」なんてなっていたのだが、これでは意味がわからない。。。

ボウイーの魅力は(振り返って試練と向き合え)などという歌詞を真剣に叫ぶことができて、厭らしくないことだと思う。へそ曲がりの筆者はこの手の歌詞に大抵「けっ!」という反応しかしないのだが、ボウイーが叫ぶとついつい聴いてしまう。そんなはずは絶対に無いのだが、何だか筆者のために叫んでくれている気がしてしまうのだ。創造的な天才とはこうした人のことを言うのかもしれない。などと考えてしまう。
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by seagull_blade | 2004-04-28 12:12 | musique